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未来につながる療育支援 2025年06月30日

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未来につながる療育支援

数あるデイサービスの中から「こども支援事業所つくしくらぶ」を選び、

通ってくださる子ども達の未来が、彩り豊かなものになりますように。

 

私たちは、そんな願いを込めて日々の療育に取り組んでいます。

 

この想いを皆様により深くお伝えしたく、この度「未来につながる療育支援」と

題した情報発信を始めることにいたしました。

 

 

ここでは、当事業所で行っている療育プログラムの目的や具体的な方法をご紹介するほか、

日々の暮らしや子育てのヒントになるようなお話もお届けします。

 

取り上げてほしいテーマなどがございましたら、ぜひお気軽にご提案ください。

 

記念すべき第一回目のテーマは

子ども達に大人気の集団活動「創作すごろく」についてご説明させて頂きます。

 

 

現在高校2年生のI君が2年ほど前に提案してくれた遊びです。

つくしくらぶでは子どもたちが考えたゲームを活動に活かす事がよくあります。

自分が作った遊びを友だちが喜んで遊んでくれる事はとても嬉しいことです。

そうして自己肯定感を育てていきます。

 

創作すごろくの遊び方>

①イベントマスを自分たちで考えます。

②作成したマスをホワイトボードに貼ります。

③順番を決めサイコロを振ります。

④出た目の数進み、マスに書いてある指示に従います。

 

創作すごろくは自分たちでイベントマスを考えるところが魅力的なようです。

子ども達は自分がそのマスで止まる事は考えず、難しいイベントを次々考えます(+o+)

そして難関イベントで止まると「誰や~こんなん考えたん!!」と

ぷんぷん怒りながらイベントに挑戦していきます。

 

「選んだ相手とじゃんけんをして勝ったら2マス進む」というイベントマスで止まった児童が

「じゃんけんなんて負けちゃうよ」と泣き出してしまいました。

 

そこで高学年の児童から

「俺とじゃんけんしよう。俺はパーを出すから負けたいならグー勝ちたいならチョキを出せばいい」

と言ってくれました。

 

その子はもちろんチョキを出してご満悦です。

 

このエピソードでは高学年の児童がかっこよく見えますが、

実は以前年上のお兄さんにハンデをもらって遊んでもらった時に

かっこいい!!真似したい」と考えていたようです。

 

小学1年生から高校3年生までの幅広い年齢層がいるつくしくらぶでは

お互いが良い影響を与え合い素晴らしい成長をみせてくれました。

教える事も教えられる事もどちらも成長の糧となります。

 

学校で教えてくれる勉強も大切ですが子ども達の自由な遊びも同じくらい大切なのです。

友だちとの遊びで社会性を育み一人での遊びで自分を知っていくのだと思います。

 

一人での遊びも友だちとの遊びもたくさん経験して

子ども達がのびのびと成長してくれる事を願っています。