つくしくらぶ活動報告 2021年09月13日
夏休みの教室(ラジオ教室)
夏休みの教室(ラジオ教室編)
私が子供のころ、電気や電波に興味を持ち、せっせと作っては失敗し
ようやく蚊の飛ぶような小さい音がイヤホンから聞こえた時の感動は、
今でも忘れられません。
そんな経験を子供達にもしてもらいたいと、この工作を提案し実施しました。
ラップの芯にコイルを巻き、ゲルマニウムダイオードとバリコンをつないでクリスタルイヤホンで聞くという
昔ながらの鉱石ラジオ(ゲルマニウムラジオ)を作りました。
それぞれの年齢に応じて工作の難易度や目的を設定しました。
低学年は、
1.半完成品の組み立てを楽しむ(各パーツの接続のみ)。
2.電気を使わずにラジオから音が聞こえる不思議を体験。
3.身近な電波をキャッチするには・・・。
高学年は、
1.使われる部品の特性を理解する。
2.最適なコイルの長さを計算し、自分で組み立てる(コイルを巻くのが大変でした!)。
3.なぜ電気を使わずに音が出るのか考える。
自分が作ったラジオで、音がなる周波数を探しています。
なんでも便利になった今の時代、
モノづくりの原点を経験してもらえたら嬉しいです。