つくしくらぶ活動報告 2023年08月16日
夏休みイベント第2弾!
8月4日金曜日 13時半から17時の間
今日は垂水体育館の第1教室を借り切って、みんなでたくさん遊びました。
春のアジュール舞子公園清掃活動にもサポーターとして参加していただいた
舞子高校ボランティア部の皆さんも来てくださいました!
1.まずはラジオ体操、みんなで輪になって行いました。
2.コミュニケーション能力の向上を目指したプログラム
(あかねわーくしょっぷ工房 山田ゆかり先生にご指導いただいた内容をつくしくらぶ風にアレンジしました)
①グループジェスチャ―ゲーム
3つのグループに分かれて『みんなが知っている物』をジェスチャーで表現します。
ルールは、自分の考えを言う事、相手の意見を否定しない事、みんなが役割を持って参加する事
Aチーム
Bチーム
Cチーム
《ヒント》
Aチーム -- 真ん中で地球を支えて回っているイメージです。
左右の男女は絶叫マシーンに乗っています。
Bチーム -- 白Tシャツの男子は、レジを打っています。
真ん中に靴が並んでいますね!
Cチーム -- 鳥・ゴリラ・ワニ・ラッコ です。
②スズメのお宿ゲーム
みんな自由に動き、合図で2人一組になり手をつないでアーチ形を作り
そのアーチ形の中に一人がスズメ役としてしゃがんで入る。(この3人で完成形)
ルールは、恥ずかしがらずに積極的に相手を探し、自分の役割を考えて行動する事。
普段人と話をすること自体恥ずかしがっていた児童も、頑張って相手を探していました。
③仲間集まれ!
くじ引きで決まった動物をまねて、同じ仲間を探します。
ルールは、しゃべったり鳴き声を出してはいけない事、みんなで決めた出会った時のポーズと
動物(仲間)が同じもしくは違った時のポーズをする事。
左:ゾウさんとカエルの仲間たち
右:鳥が飛んでいます。
みんな一生懸命に動物の真似をして仲間を探しています。
同じ動物でも表現の仕方が違って仲間になれなかった児童もいました。
言葉の便利さを分かってもらえたと思います。
ていねいな言葉使いで自分の気持ちを伝えられるように!
3.恒例の紙飛行機飛ばし大会
今回は、舞子高校ボランティア部の皆さんも参加しての大会です。
つくしくらぶの児童が作る紙飛行機も、回を重ねるごとに精密になっていきます。
しかし結果は、さすがに高校生の作る紙飛行機は精密で、つくしくらぶの児童を抑えて、
1番の飛距離で優勝しました!
子供の手先の器用さは、大人が手袋を2枚重ねて作業する動きと似ているそうです。
そんな子供達が、本やyoutubeなど、よく飛ぶ飛行機を調べて、一生懸命に角を揃えて折り曲げて
紙飛行機を作っていました。
不器用なら不器用なりにたくさん工夫し、たくさん失敗し、紙飛行機を作っています。
自宅に帰っても試行錯誤し、子供達が自分から学びたくなるプログラムでした。
単純に思いついた紙飛行機飛ばし大会ですが、つくしくらぶの子供達にとってはたいへん素晴らしい
作業療法になっています。
おやつタイムを挟んで、後半は卓球やハンカチ落とし、しっぽ取り鬼ごっこなどで
みんな汗いっぱいかきながら楽しいひと時を過ごしました。
いずれ社会に出て自立して生活する事を目指すつくしくらぶの児童には、会話力は絶対必須です。
困っている時に助けを求める、分からない事を聞く、有難うと感謝を表す、嫌な事を嫌と言う。
こんな単純に見える事でも、つくしくらぶの子供達には一大決心が必要です。
コミュニケーション能力向上のためのプログラムを実施し、誰もがそれを楽しみながら
行なっていました。
そう、人と会話するのは怖くもないし難しくもない。
そんな風に楽しさの中から感じてもらえればうれしいです。
そして、優しく子供たちをサポートしていただいた舞子高校ボランティア部の皆さん、
本当にありがとうございました。
つくしくらぶの子供達にとって、大きな見本となり、子供達が目指す目標になってくれました。