つくしくらぶ活動報告 2025年07月29日
救命講習会 in つくしくらぶ
7月22日と23日の両日、
つくしくらぶで救命講習会を子供たちに開催しました。
これは、3月26日に垂水消防署で教わった救急講習会の復習となります。
今回は垂水消防署から訓練人形(成人)を2体とAED訓練機器をお借りしました。
もし目の前に倒れている人を見付けた時、どのように対処すれば良いかを学びます。
成人の訓練人形では、小学生の力では圧迫が浅く、しっかりと心臓マッサージが出来ませんでした。
心臓マッサージが出来なかったからと、自分は何もできないと嘆く必要はありません。
子供達には、
『知らないより知っている方がよい。でも知っている知識を使うか使わないかはその時に決めればいい』
といっています。
今回もそうです。
やはり小学生が成人に心臓マッサージを行うのは、体力の限界と人命と向き合う恐怖があります。
そんな時に、『自分ができる事』を考え、『行動できる勇気』をもって欲しいと考えます。
知識があるからこそ、
倒れている人の周りの安全を確認する、119番へ電話する、AEDを取りに行く。
体力がないからこそ、
近くの大人を呼びに行く、近くのお店に助けを求める。
小学生でもできる救命活動があります。
模擬救助の練習の時、
1人の小学生は自ら心臓マッサージをすることなく、
周りにいる大人に助けを求めたり、119番への電話やAEDを探しに行ったり、
自分の力をしっかりと理解し、自分ができる事を的確に行動していました。
命の尊さを知り、自分を理解し、自分ができる事を勇気をもっておこなう!