つくしさんのひとり言 2017年09月21日
特別支援教育について①
こんにちは!
私は8月27日から特別支援教育学習指導員の研修に参加しています。
その研修で学んだことや感じたことをお知らせし、皆さんのご意見やご感想を頂ければと願っています。
今回は、特別支援教育の基本的な考えから、一つご紹介いたします。
左の図は、鉄棒につかまりたい子供たちです。
鉄棒の高さは子供の目標であり、身長差はその
子供たちが持っている能力とします。
今までの特別支援教育の考え方は、平等・公平性でした。
平等も公平性もたいへん大切な考えです。
しかし・・・、 下図のようになってしまいます。
そこで、平成28年4月から『合理的な配慮』という新たな概念が取り入れられました。
子供たちが同じスタートラインに立つ為に、既にある環境や条件に応じて
子供それぞれの特性に合わせた「配慮」を行う事。
すなわち子供個々人の特性に配慮し、個人の自己決定と社会参加を支えていこうという
考えにかわりました。