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つくしくらぶ活動報告 2024年04月24日

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初めての挑戦です!

3月26日、

 

西区曙町にある障害者スポーツ交流館にて、『車いすバスケットボール』に挑戦しました。

 

この日までに、2度ほど事前説明を子供達に行いました。

 

子供達の中には、『車いすにはハンドルが付いていて、曲がりたいときはハンドルを回す』や、

 

『ボタン操作で自由に動く』など、色々なイメージを持っていました。

 

足を怪我したり歩く事が困難な時に利用するものと思っている児童が一番多く、

 

それは決して間違いではないのですが、車いすバスケットの車いすの形状は全く違います。

 

(株式会社エーアンドエー カドクラ車いす より画像引用)

 

スポーツ用車いすは、激しい動きや衝突にも体を守るたくさんの機能が組み込まれています。

 

車いすバスケットボールは、自転車レースやカヌー競技の様に人が乗り物を操って行う

 

一つのスポーツであることを子供達に伝えました。

 

 

体験会会場に入った子供達は、ズラァーっと並んでいる車いすを見て興奮気味でした。

 

『早く乗りたい!』

 

でも、まずは守って欲しい事やしてはいけない事の説明です。

 

 

今回指導してくださる県立障害者スポーツ交流館 吉田コーチの話を、

 

みんな黙ってしっかりと聞いていました。

 

 

 

また今回もサポート役で舞子高等学校の有志の皆さんも一緒に参加してくれました。

 

 

さていよいよ車いすに乗車です。

 

 

 

緊張する児童や興奮する児童、不安にかられる児童とみんなそれぞれでした。

 

 

まずはまっすぐ走る操作を練習しますが、なかなかまっすぐに走れず、

 

みんな四苦八苦していました。

 

 

普段の生活の中では、右腕左腕を同じ力で同じ方向に動かす動作はあまりしません。

 

その上右折や左折など車輪を動かす感覚や力配分、そして動かす範囲など、

 

感覚を養う良い訓練になったと思います。

 

 

 

 

スラローム走行を体験した後は、いよいよボールを使って練習です。

 

 

 

動きながらボールをキャッチする事の難しさを知りました。

 

 

 

 

一通り車いす操作を習った後、吉田コーチの采配で体験的に試合をしました。

 

体力差等を考慮して、高学年クラスと低学年クラスに分かれて2試合しました。

 

 

高学年クラスは体力がある分、迫力満点でした。

 

 

低学年クラスも頑張って試合に挑戦です。

 

 

 

車いすバスケは、みんな初めての体験です。

 

出来なくても恥ずかしがることはありません。

 

みんな体の動きや感覚を試行錯誤しながら工夫し、最後まで楽しく過ごしていました。

 

 

 

最後になりましたが、障害者スポーツ交流館 吉田コーチのご指導に感謝いたします。